歯科口腔外科

歯を残して治療する事が難しい場合には歯を抜く場合があります。
歯の根まで進行した大きなむし歯、歯が大きく割れてしまった時、歯周疾患で動揺がひどい歯などです。

親知らず(3本目の大臼歯)は正常な位置に正しく生えてこない事があり、また一番奥にあるために磨きずらく、むし歯になりやすい特徴があります。さらに歯ぐきに一部または全部が埋まっている場合もあります。
痛みや腫れの症状が強い時には抜歯する事もあります。場合により専門の病院に紹介して処置を依頼することがあります。

場合により歯ぐきや粘膜の外科処置が必要な場合があり発音や口の機能を維持します。
必要に応じて専門の医療機関へ紹介する場合があります。

●顎関節症
顎が思い通りに動かず、食べ物が咬みづらい、口を開ける時に不快な音がしたり、痛みを伴って口が開けにくいなどの症状がある場合には顎関節症が疑われます。放置しておくと肩こりや偏頭痛、耳や鼻など広範囲に症状が広がる場合があります。
当院では顎関節症が疑われる場合、精査を行いマウスピースなどを用いて症状の緩和、消失を目指す治療を行っております。

●歯ぎしり
睡眠中に上の歯と下の歯が擦り合わさってギリギリ等の音を発します。
周りの方が不快になる事があります。また、顎の筋肉の疲労感や歯のすり減りのほか歯が欠けてしまう事があります。精神的なストレスが原因と考えられる事もありますが、マウスピース等を装置することにより症状の緩和を目指す治療方法があります。